2022年3月8日火曜日

GPT版SSDクローン後の熱暴走

 HDDからSSDに移行する場合はクローンツールが便利で有償無償各種出回ってますがGPTに関してはトレンドとして有償版が殆どです

一般的なクローン処理でGPTディスクを処理すると起動に問題が出る事が多いのですが一部のソフトは専用のバックアップイメージファイルにしてから新しいSSDに復元する手順で移行が可能になっています

どこまで完全かは微妙ですが今回その悪例が出てしまったようです、元のHDDは500GBで1TBのSSDに移行したのですが元の領域構成のまま一旦バックアップし復元時にアライメント調整もかけてあり起動も問題ありません、その後領域調整ソフトを用いて回復領域の削除やメイン領域の拡大をして運用を始めましたが数十GB程度のファイルを書き込むとその後数十分以上にわたり異常な高温状態が持続します

本来データの書き込みが終わると直ぐ温度は下がり始めますがバッファ上にもデータは残っていないのに一向に変化を見せません、下がり始めても極めて緩やかであるとき突然平常に戻るという動作です。 同じブランドで同じ容量のSSDを同じタイミングで作業してたのでそちらとの差が明らかなので当初は初期不良も疑いましたがよくよく考えるともう一台はクリーンインストールで領域確保からやり直していて問題のある側はクローン処理というのが引っ掛かったので念のため同様にクリーンインストールからやり直すと同様の症状は出なくなりました。

以上の事から使用したクローンツールのアライメント処理が上手くいかなかったのかリストア時の領域がそのSSDと適正域になっていなかった可能性が高いです、SLCとMLCではアライメントが狂いで多重処理が起こる可能性は否定できず今回はそれが顕著に出たのではと推察します。


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