2014年5月19日月曜日

Intel NUC DN2820のFAQ  Windows8.1updateでのSysprep不具合について

先日15日にようやくWindows8.1のUpdate対応版が発売になりました、多数のPCへの展開を検討する場合にはSysprepによるマスターイメージが効率的ですが、今回テストしてみると一部に不具合が確認されましたので記載しておきます。


通常版のWindows8.1でインストールするとその後最新のアップデートをストアアプリから更新する必要に迫られます、この更新処理のボリュームは結構ありますから最初から適用済みの最新版をまっていました。


最新の通常版Windows8.1Updateでセットアップし全てのドライバ更新が済んだ段階でSysprepを行います、このとき現時点ではストアアプリの更新に対してSysprepイメージは対応していないと事例報告がありますから更新をする前の状態で行う必要があります


もし展開イメージを同一ユーザー名で行う必要がある場合には一度Administratorにサインオンしなおしてから既存のユーザーイメージは削除しておいてください、Administratorは標準では非表示状態ですが管理者権限でプロンプトをひらき下記コマンドをを入力すれば有効になります


net use administrator /active:yes


AdministratorからSysprepを起動すればGUIでイメージ作成ができます、シャットダウン後に再起動すると再パッケージ処理が起動して新しいプロダクトID等の入力要求もくるようになります。 通常版の初期インストール時にはプロダクトIDの入力は必須でしたが、再パッケージ処理ではスキップの選択可能になっているようです。


展開処理が済んだのでデバイスマネージャを確認すると特にエラーは無いので上手くいったと思ったのですが、グラフィックの反応がどうももっさりしておかしいです。  IntelのSpeedStepは解除してありますし、ウィンドウの効果も停止してあるにも関わらず反応が鈍いのでグラフィックドライバを確認するとMSの標準ドライバになっています


このとき利用したバンドルのグラフィックドライバは 15.33.13.64.3408 (Jan,22,2014)


Sysprepのイメージ展開ならば基本的なドライバは引継ぎとなる筈ですが何故かリセットされているようです、Intelバンドルのドライバで更新するとイメージ作成前のパフォーマンスに戻りました、もちろんデバイスマネージャのドライバ情報にも問題はありません


念のため他のデバイス類も確認してみましたが大丈夫のようです、HDGraphicだけが何故リセットされたのかは謎です、今回このまま展開処理を信じて運用してよいのかちょっと不安ですね、暫くテストしてみます。


追記:


5月1日版の最新版バンドルドライバがリリースされていましたので、再度テストしてみます

ドライバは 15.33.18.64.3469 (Mar,11,2014)



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