以前から弥生販売のプロフェッショナルを運用しているお客様がWindowsXPのサポート終了に伴い一部の端末をWindows8に替えたいと要望がありました
弥生販売のプロフェッショナルには2ユーザー版と5ユーザー版がありお客様のところでは5ユーザー版をXPと7の混合環境でフルに利用されています。
XPの端末は7に移行したものが多かったのですが今回は8にも慣れておきたいとのことでしたので希望の環境を構築しました、用意したPCはCeleron G1610ですが最新のIvyBridgeで2.6GHzですから通常のビジネスアプリ運用には十分なスペックです
IvyBridge世代のプロセッサは省電力化を強く打ち出していますが、主な機能はIntelのSpeedStepを利用したプロセッサクロック殺しです。 でもこれが意外ともっさり感を出してしまいますからBIOS側で無効化してコアクロックは100%出力にしておきます、これだけでも体感的な反応は別物になりCeleron感は無くなります。
さて、そんなPCに表題の弥生販売を設定してサーバー上のSQLServer2008にアクセスするとアプリケーション起動後の各メニューから処理を起動するのに3秒程ウェイトが掛かる状態です
ネットワークスループット評価をすると問題も無く、また他のアプリの反応を見てもレスポンス低下はありません。 あくまで弥生販売だけにみられる症状です、念のためファイヤーウォールやウィルスソフトを無効化してテストしてみましたがどれも改善が見られません
同時に利用している他のWindows7端末にもそうした症状はみられません。 弥生のサポートFAQに事例があるか検索しても出ていなかったので仕方なくサポートに問い合わせてみました。
返ってきた回答はサーバー接続に設定するUNCパス”\\xxxxx\zzzz”をIPアドレス版に変更して下さいとの事、サーバー検索の名前解決に時間が掛かっているとの事ですがWindows8で特に遅くなったという仕様変更はMSからも聞いていないので有り得ないと聞き返すと「とりあえず試して下さい」と言われました
変更後の反応は確かに他のWindows7よりも高速に反応するようになりましたが、これは明らかにアプリケーション側のバグのような気がします。 担当者にならばPC側のHosts,LMHostファイルへの記述でローカル名前解決でも現象が解決するのでは? との問いにはネットワークは専門外なのでとの対応でした
何ともいい加減な・・・・・ まー、でも解決しました
大変助かりました。ありがとうございました。
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