2013年1月11日金曜日

SSDベンチマークの罠 (VirtualBox IDE vs SATA)

テストをしているVirtualBoxのゲスト設定にはストレージオプションにIDEコントローラー以外にもSATAコントローラーの選択ができるようになっています。  ゲストOSとしてXPをインストールする場合にはデフォルトでIDEコントローラーが使われるわけですが、VirtualBoxでエミュレートするIDEコントローラーはDMA2のモードとなっています。  いくつかのサイトでこのコントローラーをSATAに変更したらかなり高速になったとの情報もありましたので、今回は既に導入済みのXPに対してSATA接続に変更してテストしてみました。

SATAのXPドライバはINTELのサイトにありますのでそこから入手し、ゲスト設定で追加したSATAコントローラーを起動後に該当するドライバにてアップデートをします、シャットダウン後にIDEに紐付けされていたドライブをSATAコントローラに割り当てすれば完了です。

該当ドライバの直リンクだとバージョン等に変更がある可能性があるのでIntelサイトのダウンロードセンターで下記のように「ソフトウェア製品」→「チップソフトソフトウェア」→「インテルラピッドストレージテクノロジー」で検索するのが良いでしょう。  

現時点での最新版は8.9.0.1023でした、ファイル名末尾が3289は32bit版で6489が64bit版です。





VirtualBox側にあるSSDオプションのチェックボックスはもちろん設定済みです。

IDEコントローラー接続(VDI固定領域、通常モード)



SATA接続(VDI固定領域、通常モード)




ん? まー上がったと言えば上がってるのだが、ではアクセスモードをライトスルーにしてネイティブ効果があるかやってみましょう


SATA接続(VDI固定領域、ライトスルーモード)



やはり目立った効果は出ていないようです、ATOM自体が仮想化支援機能が無い事が原因なのでしょうか? 次回は仮想化支援機能のある Core2 Quad 機で同様の検証をして見ましょう。


道のりは遠いな・・・・・・


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