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2014年9月6日土曜日

Asus製ノートF553MAでの "xc0000225"エラー対処方法

"xc0000225"エラーはHDD内にある回復イメージを取得に失敗したときに発生しますが通常はWindowsの起動ディスクなどで修復したりできます。


しかしAsus製ノートで発生したこのエラーについてネット検索でこられた多くの方はHDDやSSDの換装をしたあとにこのトラブルに見舞われたケースだと思います


Asusのノートは電源起動時のPostファンクションで"F9"を押すとリカバリオプションが起動するようになっていますが、ディスク換装後に押してしまうとこのエラーが表示されて以後二度と内蔵ディスクから起動は出来なくなってしまっている筈です


これは回復イメージのパーティションが正常に認識されていないからですが、通常のWindowsにおける回復イメージの作成やその他の対策を講じてもどれも正常に機能はしないようです。 この問題の解決策は下記に詳しく記載しましたのでトラブルにあわれた方は参考にして下さい


→  Asus X553maのディスク換装トラブル

2014年9月1日月曜日

Asus X553MA F553MA のディスク換装トラブル解決

先日、最新のWindows8.1 with Bingが搭載されたAsusのノートブック"F553MA"に関するディスクリカバリトラブルについて書きましたが、その後幾つかのテストをして問題点と解決手段が分かりましたので記載しておきます。


私が購入したのは量販店向けにOEMブランドで供給された"F553MA"というモデルですが、内部の基板には"X553MA"のプリントがありましたので差異は無いと思います。  このモデルにはメーカーからリカバリメディアの供給は無く、導入されているHDDの回復イメージから初期化する方法しかありません。  普通ならばリカバリDVDの作成やカスタムでの回復イメージの作成等、物理メディアの障害に備えて独立したメディアに環境を保全するのですが、色々テストした限りではどれも正常に機能しない状態にあります。


状況から判断するとメーカーが機能を規制しているようで回復イメージも同一HDD上には作成できますがUSB接続のドライブやDVDメディアには書き出しができません。 システムイメージの作成も同様で何らかのエラーが出てしまいます。


ネット上ではこのタイプのノートを購入してHDDを大容量タイプやSSDにクローン換装したあとでトラブルに見舞われているユーザーが多いようです。  個々の症状については別の記事で紹介するとして、HDDを換装する場合の根本的な解決方法は以下の手順にになります。


1)Asus専用ツールの入手

元のHDDでWindowsセットアップが終わったらAsusの海外サイトで"Asus Backtracker"を入手してインストールします、Asus製ノートには通常このツールが標準でインストール筈なのですが"F553MA"には有りませんでした

2)USBにリカバリイメージを作成

このモデルはBIOS側でUEFIインストールの設定となっているため内蔵のDVDドライブやUSB接続のドライブからメディアによるOS起動は出来ません。 通常ならWindows標準機能の回復イメージ作成やシステムイメージ作成でUSBに出力はできるのですが、メーカー側で規制しているようで機能しないようです。 リカバリイメージをUSBメモリーに作成するときは同時にドライバ・アプリも退避させるので16GB以上のものを推奨します、使用するスロットは3.0の速いほうにしましょう。

Windows上からはHDDのレイアウト上に回復イメージパーティションが一番最後に見えているのですが、Windows標準のシステムイメージ作成では出力できず各所でこのトラブルに悩んでいる方が見受けられます。 Backtrackerをインストールして実行するとAsus専用と思われるこの回復イメージからちゃんとUSBメモリに出力できるようになっています、しかもちゃんとUEFIモードでBacktrackerが起動するように設定されるのでリカバリは簡単です。

3)ドライバ・アプリを同一USBメモリに展開

Asus Backtrackerのメニューにドライバとアプリのイメージ出力がありますので、これも同一USBに出力しておきます。 そのまま出力しても既に作成したWindows起動環境は保全されますので心配いりません。 これがあれば手持ちのライセンスを使ってインストールした際に必要なドライバも保全できます

4)ディスクの換装をする

USBメモリにリカバリイメージが終了しているので次にHDDを換装します、このモデルは裏面からでは無くフロントパネルを外すタイプなので裏のネジ類を外したらパネルの隙間にヘラ等を差し込んでクリップを外せばHDD類に簡単にアクセスできます

5)起動時にBIOSを呼び出す

USBメモリを刺したまま電源を起動してもBIOS上のUEFIには起動ドライブとして認識されていない筈なので"F2"を押してBIOSを呼び出しUSBメモリの起動順位を優先にします。

6)Backtrackerからシステムリカバリ実行

作成したUSBメモリはBacktrackerが自動起動するようになっていますので、起動したらメニューからシステムリカバリを実行して工場出荷状態に復元します。 市販ツールのクローニングでは回復イメージパーティションの移行に不具合が残っていましたが、このリカバリでは現在装備されているHDD・SSDの容量に合わせて最適化がされます。

7)セットアップの実行

PCを最初に購入して電源をいれた状態と同じくWindowsのセットアップが始まりますので一通り設定をすれば完了です。 設定が全てが完了すると以後電源投入時の"F9"の機能も正常になります、USBメモリを保管しておけばHDD・SSDの再換装時でもいつでも復旧がこれでできます。