2014年8月30日土曜日

Windows8.1 with Bing の機能制限?

先日リリースされた Windows8.1 with Bing ですが各種タブレットや格安ノートPC等に無料で搭載されて設備コストが大幅に下がることが期待されます。  リリース発表時には気になりそうな機能制限は何もされていませんでしたが、先日 Acer の OEM で新発売されたショップブランドの「F553-MA」を購入してテストしてみると幾つか気になるところがありました。


MSはプレインストール版としてOSを提供おりその利用方法について販売元に何か裏の制限を付けているのかは図り知れませんが、通常プレインストールであってもHDD障害時にリカバリができるようにリカバリイメージやリカバリメディアの作成が出来るのが普通です。


しかし該当PCにはHDDから回復パーティションを使った復元リカバリイメージは提供されていても再インストール用のリカバリメディア作成は出来なくなっています。 この状態ではHDDに物理的障害が発生したときに復旧する術がありません、Windowsで標準提供されているシステムイメージの作成をしてみたのですが、こちらも外部メディアのUSB-HDD・USBメモリ・USB接続DVD等全てに「クラスが登録されていません」のエラーが出て処理できない状況です。


この「クラスが登録されていません」エラーは非常にたちが悪くMSも正式な解決策が提供できていないものの一つです。  購入してセットアップを済ませた直後でアプリも何もインストールしていない状態でこれですから無償提供のOSは導入HDD以外への移行はリカバリといえども一切認めないと規制しているのではと疑いたくなります。


回復パーティションからの復旧はBIOS起動時にF9で実行するタイプですが、搭載している500GBのHDDを120GBのSSDに縮小クローンを作成して実験してみるとF9を押した時点で回復パーティションエラーとなりあとの操作は何も受け付けなくなり二度と起動できなくなりました。 元々の回復パーティション情報が500GBの領域で設定されているのでSSDクローンで問題が起きるのは予想できましたが、何かの拍子にF9を押してしまう可能性も否定できないのでこれでの運用は危険すぎます。


次回は同一容量の500GBのHDDにクローン環境を作って実験してみます。

0 件のコメント:

コメントを投稿