2014年9月6日土曜日

USB起動ディスクのUEFI対応化 (windows7, windows8.1)

最近のマザーボードやBIOSはUEFI対応が一般的になってきていますが、メーカー出荷のPC等にはシステム起動ディスクがLegacy対応しておらずUEFIのみというものもあります。


購入したまま特に構成変更もせず使用している分には何ら問題は無いのですが、内臓ディスクの容量アップやSSDへの換装や手持ちOSのインストールといった事をする場合にはUEFI対応の起動メディアを用意する必要があります。


Windows8販売時の10万本アップグレードキャンペーンが2千円程でしたのでダウンロード購入した人は結構いると思います。  実はこの当時に配布されたISOイメージはUEFI対応になっていないので巷でNUCにインストールしようとしたら起動すらしないとNUC自体のトラブルを報告した人も少なからずいます


市販されているパッケージ版はUEFI対応になっているのでこのような問題はありません。 手元に市販パッケージや最新のOSメディアをお持ちでしたらUSB起動メディアを作成する際にはそちらを使うようにしましょう


1)USBメモリのフォーマット

フォーマットイメージはFAT32で行いますので容量の制限としては問題有りませんが単一ファイルで2GBを超えるものは格納できないので注意して下さい。

2)OSディスクファイルのコピー

コピーはエクスプローラで行っても構いませんが、隠し属性のファイルも全て含める点に注意して下さい。 通常は"xcopy"コマンド等を使用します

3)UEFI環境の構築

USBメモリ内の"\efi"ディレクトリに移動し"boot"フォルダが存在しなければ作成します、使用するOSがインストールされているPCの"c:\windows\boot\efi\bootmgfw.efi"をUSBに作成した"boot"フォルダに格納します。  格納したファイルを"bootx64.efi"にリネームすれば完了です



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