2022年10月21日金曜日

デルノートPCのパネル開閉電源動作の怪

 先日お取引先に納入するために設定したデル製ノートのVostro3510ですが最近はパネルを開けると自動的に電源が立ち上がる動作設定になっているものが主流でこれもそうだと思ったのですが想定した動作になりません

BIOSのPowerセクションには「Lid Switch」項目がありパネル動作の有効無効が設定できますネット検索でも多くの人がこの項目を無効にして自動起動を止めている事からもそう認識していたのですが最初の電源投入は電源ボタンを押す動作でしか起動せず起動後のOS動作ではパネル動作の設定に準拠してスリープ移行や復帰も正常に機能します。 でもこれを休止モードにすると休止移行したのちにパネルを開けても復帰しない動作になり再度電源ボタンを押す事で復帰させる必要がありました

当初は機器の初期不良やBIOSバージョンの不具合を疑いBIOS更新したりOSを工場出荷時に戻したり別メディアからクリーンインストールを試したりと色々やってみたりしましたが同じモデルを複数台納品する予定でしたので他のものをセットアップしても同じ動作なので仕様を疑い調べてみるとLid Switchの設定には「Power On Lid Open」や「Panel Lid Open」や「Lid Switch」などぱっと見パネル動作=電源動作と勘違いするレベルの表現が混在することが判明

ご丁寧に電源動作は別項目としてLid設定が複数個あるモデルもあり明確に「Power」の表記が無いとパネル動作の有効無効だけで電源動作は関与しないという事でした、実際のところパネル動作はOS側で有効無効ができる点からみてもBIOS側に電源動作以外で持たせる意味はあるのかと思う所ですがメーカーがそういう仕様にしてるなら仕方ないですね、全く人騒がせです


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