2012年8月23日木曜日

乃木坂46握手会イベント

少し前になりますが、乃木坂46の握手会イベントに行ってきました。

最近のアイドル業界はCD販売数を増やすためのビジネスモデルとして、こうした握手会の参加券を付帯して販売する方式が主流ですね。 AKBに代表される「遭いに行けるアイドル」としてのポジションを確率する手法としてファンにとっては有りかも知れません。

どこの音楽事務所もCDをリリースしたその週の売上ランキングを上げるために、同じ曲のCDを複数バージョン同時販売する手法をとっています。 それぞれボーナストラックの内容が少しづつ違う構成になっていたりジャケットが変えるなどしていますが、一般の人から見ればいわゆる「商法」以外の何ものでもないのは明らかです。

そうは言ってもファンと言うのは分かっていても購入するんですね・・・  ジャニーズ系でも同様に複数バージョンのCDが販売されるのが通例になっていますが、あちらは握手券のような付帯販売は無いようです。  ファンのターゲット層が男子か女子かの違いですが女子の場合はそうした条件に関わらず頑張るようでいつもランキングの勢いは凄いの一言です。

ちなみに、これまで私はAKBやその派生グループのCDは何故か一枚も買った事がありませんでした。 あれだけ日々メディアや歌番組で放送される訳ですから、録画さえしていればいつでも見れる訳で特に必要性も感じていなかったのが本音です。

熱烈なファンからすれば邪道かもしれませんが、実際にコンサートや握手会に出向くレベルのファン以外でも一般の人レベルでAKBが好きと言う人は今のところ山のように居るのも事実ですし、人それぞれの応援の仕方があると理解して下さい。


さて、そんなCDも買わない人が珍しくこの乃木坂46の「おいでシャンプー」には珍しく嵌ってしまいました。 乃木坂46のデビュー曲「ぐるぐるカーテンはちょうどAKBの「桜の花びらたち」時代を彷彿させる感じがあり、ダンスも歌もまだまだ心もとないそんな雰囲気が「がんばれよ~」と後押ししたくなるファン心理をくすぐります。

セカンドシングルの「おいでシャンプー」はダンス表現で賛否両論ありましたが、あの衣装とキャラクター設定は秀逸です。 爺なので何と呼ぶのかよく知らないのですが分離した襟?や柔らかく透けたコスチュームに黒のエナメルパンプスそして殆どのメンバーがストレートのサラサラヘアーを揺らしながら元気に歌い踊る様はとても良いです。

場所は幕張メッセ、既に出向いたときにはグッズ販売の列が駐車場近くまで伸びていました
暫くはグッズ販売の列に並んでいたのですが、握手会受付締め切りの時間が迫ってくるのでどうすればよいか分からず、とりあえずグッズを後回しにして会場入りしました。
何せこういう場所は初めてで要領が分かりません、周りの人の会話を聞いていると各所の会場を廻っている人が多いようで何か顔見知りどうしの会話もあちらこちらで聞こえます。

メンバー3人に一つのレーンが充てられて合計11レーンにファンが並んでいます。 つまり全員と握手したいと思ったら11回分の握手券が必要と言う事ですね、ちなみに私はこういう場では珍しく1枚しか持っていない初心者です(笑)

会場ではその場でCD販売もしていて追加で握手券が欲しければ懐の許す限り買えるよう配慮されていました。


握手券を1枚しか持っていないので何処に並ぶか正直迷いましたが、レーンを決断して並び順番を待ちます。 ファンの人達はひっきりなしに並んでいる訳ですが乃木坂のメンバー達も同様に立ちっぱなしでファンとの握手をひたすら続けています、どうやら50分続けて10分休憩という体制のようで並んでいるときに丁度休憩が挟まれる事になりました。

普段はテレビを通じてしか見れないアイドル達を間近で感じれる握手会は確かにファンにとってはスバらしいですがキャンペーンとは言え8時間近くを絶え間なくファンとの交流を続けるのもかなり酷なようで実際イベント中にメンバーの何人かは体調不良から参加を一時止めるといった処置もとられていました。

一部のメンバーはまだまだ十代後半で連日のキャンペーンに疲れが出るのでしょう、でも乃木坂はAKBや派生グループと違い専用の劇場を持っていませんからこれでも活動レベルは他のグループに比べると少ないのかも知れません。 AKBは忙しくて本当に大変でしょうね・・・・

レーンに並んでいても正直なところ3人全員の名前と顔が一致している訳ではありません、まー推しメン以外はあまり情報を入れていないと言うのが本音なので、取り急ぎスマホで情報を確認します(今頃かい)。  他の2人は選抜にも入っていないようなので、握手のときの語りかけには今後彼女達が奮起できるように応援の言葉をかけることにしました。

握手をしながら話す時間はほんの一瞬ですが彼女達もプロ根性がありしっかりこの一期一会を大切に相手の語りかけに精一杯反応しようと努めているのが分かります。 握手をして直ぐに後ろに待機しているスタッフに促されながら次のメンバー更に次のメンバーへとシフトされますが各メンバーはファンとの別れを惜しむように次のメンバー前になっても身体と手を一杯伸ばし直ぐには手を緩めません。 次のメンバーが引き継ぐように受け取りまた同じように繰り返すその対応には成る程と納得しました。

推しメンで無いメンバーでもこうして握手会で触れ合う事で新たなファンを獲得していくんだなと


終わってしまえば一瞬ですが、商魂たくましく会場で販売されているCDを買ったかというと答えはNOです、年齢的にも懐に余裕はありますがあくまで一期一会を大切にしたいとの思いで参加していますのでまた機会があればということにしました。

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