2012年8月25日土曜日

Cloudサービスの勧め


最近は企業から個人まで多くの場面でCloudサービスの恩恵を安く簡単に受けられるようになってきました。 メジャーなサービスも増えて価格や容量も必要十分になりつつあり DropBox, Skydrive, Googledrive, YahooBox 等どれも使い勝手は日々改善されており初期の頃に比べると機能的な大差はありません。 ヘビーユーザーとして使い込んでいくとどのサービスでも問題になるのが転送速度でこれが意外とボトルネックになります。

私は幾つかのサービスを利用していますが後発組みのYahooBoxが意外と使いやすいと感じています、YahooのIDを持っていてプレミアム会員だと50GBまで無料で利用でき転送速度も平均してアップロード時/200kb ダウンロード時/500kb 程度出るので普段あまり使わず保管が必要なソフト類やツールをアーカイブしてあります。

実は以前は殆どのものをアーカイブせずにフォルダ全体でアップしていたのですが、サイズが小さいファイルが多数あると同期や転送時のネゴシエーション手続きに時間が掛かり転送効率がかなり悪くなる事が判明したのでやめました。 ファイル数1,000件程度のものを1ファイルのアーカイブして転送したときの効率と比べると20倍で収まらないような事が普通に起きます

個々のファイルはローカル側とリモート側で更新状況な内容を比較する必要があり、更に転送時にはネゴシエーション手続きが行われる訳ですが数十バイト~数十キロバイトといった小容量ファイルには実際の転送時間よりも手続きに要する時間のほうが長くなる事が原因です。 またどのサービスもそうですが保管しているファイル数が増えると同期準備時間が増える傾向にあり容量が10GB程度しか消費していなくとも20,000ファイルを保管していたときは専用ソフトを起動して一部のファイルをダウンロード開始するのに5分程掛かったりしました。

必要なものをある程度アーカイブしておけばレスポンスも良くなり現在は30GB程度の容量使用でも快適な状況です。

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