2012年11月21日水曜日

不用意なシャットダウンを防止する事

ローカル環境でシステムを運用している限りにおいてあまり問題にならないシャットダウン処理ですが、遠隔地にあるものをリモート制御しているときに誤ってシステムを停止させてしまうと不都合なケースもあります。

ルーター越えのWOL等を設定していればそれでも電源投入を図る事が出来るわけですが、ユーザー側の管理者にそれらの知識が無い場合には不要な遮断処理を誤って行わないようにするのが無難です。

XPの時代ならばローカルポリシーの設定でも可能だったのですが、Win7ではログオフに関する部分しか支援されなくなりましたのでスタートメニューからシャットダウンだけを無効にできなくなりました。

この機能を実現するにはレジストリエディタで下記の「NoClose」項目を作成してやれば大丈夫です、但しこの場合デスクトップのスタートメニューにはシャットダウン以外のスリープや再起動も無くなりログオフとユーザーの切り替えだけになるので注意して下さい。  これはWin8と同じく一度サインオフ画面に戻る形態になりそこで右下にあるボタンからシャットダウンや再起動を選ぶ手順になります。

Win7のスタートメニュー構成ではデフォルトのシャットダウン選択を他に変えることも出来ますが、要はデスクトップからいきなり誤ってシャットダウンを実行しない程度にする事しか出来ないと思ってもらえばいいでしょう。  それでも十分な効果はあると思います。


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