2013年4月23日火曜日

2012 Server の boot manager 障害復旧操作

多様なOS環境をテストするときには、いつも構築したものを他のHDDに丸ごとクローンコピーしておいて別のテストをするときにまた戻すといった事をよくやります。

同一規格のHDDがあれば最適ですが運用中にディスク容量を大きなものや小さなものに移行する事もあるので、クローンツールの自動リサイズ処理を使うケースが多いわけでそのテストを兼ねています。

2012 Server はフリーのバックアップツール AOMEI を使ってクローンを作成してみました、バックアップやリストアだけなら Paragon や Easus がありますが Server版は有償だったりブート用の専用メディアが無いなど制限があるのに対しこの AOMEI は無料・2012サーバー対応・ブートメディア有りと三拍子揃ってます。 しかし実際に実行してクローン側のHDDで起動するとbootmanagerのエラーが出てしまいました

ブートマネージャーを使用していないOSならばこういった問題は無いのですが便利なようで不便なようで・・・ 細かい原因その他は説明が面倒なので適当にググッて下さい、ここでは復旧の手順だけまとめます。 ちなみに Paragon や Easyus 等でもテストしてみましたが結果は同じで単純なクローン作成ではシステム起動できませんでした。


2012 Server にも対応している無料のバックアップツール「AOMEI」でクローン化を実行


「0xc000000e」のブートマネージャーエラーです Paragon や Esaus のパーティションツールで自動修復もしてみましたがそれでは駄目です、ブートマネージャーの内容を編集する方法もありますが面倒なので 2012Server の起動ディスクで修復します。


インストールDVDで起動します


左下にある「コンピューターの修復」を選択します


オプションで「トラブルシューティング」を選択します


更に「コマンドプロンプト」を選択します


「\sources\recovery」ディレクトリに移動します


「StartRep.exe」を実行します


自動修復処理が起動します、終わると勝手にシステムが起動します


無事に起動しました。



ちなみに 2012 Server Hyper-V はどうかというと、どうやらCoreサービスが無いようで修復は出来ませんでした。 現時点ではコールドバックアップができるのは通常版の2012 Server だけのようです、但し 2012 Serverの通常版も Hyper-V 環境を構築しているとHDDのクローンをしてもそれらはそのままでは動作しません、その対処については次回掲載します。




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