2014年5月21日水曜日

PCの大量展開(クローン)とSIDの問題

MSのOSには各マシンの固有識別IDとしてSIDを持っているのは有名です、導入したシステムのディスクをクローンツールなどで同一ハードウェア構成の他のマシンに複写するとこのSIDは重複する事になります


同一ハードウェア構成のマシンに大量導入するような企業ユーザーの場合、個別にOSからインストールして構成すると大変な手間隙が掛かります、これらの作業を支援するシステム展開ツールとしてはMSから標準で提供されている「Sysprep」が有名です


でもこのツールも標準的なアクション(応答ファイルを使用しない)で行うとMS標準提供以外のドライバが反映されるリセットされてしまう状態になります。 以前のテストでディスプレイドライバにリセットが掛かっていたのはこれが原因でした。


応答ファイルの作成に関してはツールは提供されていますが詳細については意外と曖昧な情報しか無く、管理者からみると完全なマスターになっているかどうかの判断が難しいのも事実です


SIDの重複を避けるためにはSysprepを実行したあとに外れたドライバをパッチとして充てるか、クリーンインストールをかけるしか有りません。  幸いWindows8になってからインストールに掛かる時間はSSDで10分程度になりましたし、他のドライバを充てても作業自体はさほど大変では無いので我慢しますかね。


0 件のコメント:

コメントを投稿