2014年6月3日火曜日

Yamaha製 NRV500のサブネットマスク変更

取引先のネットワーク環境で運用している端末台数が増えてきて割り当てのアドレスが少し足りなくなりつつありますのでサブネットマスクの変更を検討してみました。


外部とのネットワーク接続はルーターを介しているのが一般的ですが、殆どのケースでは細かく内容を設定しなくとも運用可能です。


主たる設定はフィルタ制限やNATでのポートフォワーディングが多いと思いますが、ローカルルーターのサブネットを変更する場合にはこれらが影響を受けるので注意が必要です


ローカル環境内で異なるセグメントの端末が存在してもそれ自体に通信上の問題は起きません、個別の端末で通信できる範囲を同様にサブネットで管理可能なのでサーバーやその他の端末との通信は制限されないからです


しかし外部のインターネットはルーターを経由するためこのルーターがセグメントの異なる端末からの通信が可能なように設定しなければ機能しないのは理解できると思います


ルーターのサブネット変更はGUIでもCUIでも可能ですが、このとき変更前に追加設定されていたフィルタ・ファイヤウォール・NATは全てリセットされてしまうので注意が必要です。  内部的にはそれぞれの設定にサブネットがデフォルト値として持っているからですが、何も考慮しないまま変更をすると多数の追加設定をしている場合には面倒な事になりますので注意して下さい。


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