2014年7月2日水曜日

Windows8 のエクスプローラ表示が異常に遅い件

個人的には Windows8 や 8.1 は 旧世代の Windows7 や WindowsXP と比べてもカーネルが軽くシステムのレスポンスは快適なOSだと思っています。


もちろんこれは対応するマザーボードやプロセッサ環境で利用していることが前提であり、いくら軽いからといって古い世代のPCにインストールしてもあまり効果はありません


最近仕事で多数のIntel製NUCにWinodws8の環境を構築する機会がありましたが、色々テストしてみると現状のWindows8における問題点が浮き彫りになりました


一般的なユーザーはOSを単体で購入してシステムを構築する事はあまり無く、市販のOEMパッケージPCやBTOのショップブランド品を購入するケースが殆どです。 OSの構成そのものは単体販売もOEMも大した違いはありませんが、アドインされているアプリケーションについては注意が必要です


Windows7の世代からMSではセキュリティ対策管理ソフトにDeffenderやMS Essentialの利用を推奨しており個別にセキュリティソフトを購入していないユーザーの場合はこれら標準品を使うケースが多いようです


NUCのSSD環境にWindows8.1を導入して各種アプリケーションや環境整備をするためにエクスプローラを開いてフォルダ内容を表示させると何故か一覧表示がフリーズ状態になったりスクロールさせるだけなのに停止ばかりする事態が発生します


HDDならまだしもSSDの環境でI/Oウェイトはありえない事態ですが、調べてみるとフォルダ内容をDeffenderやEssentialが都度精査するのにCPUパワーを使いきっていることが原因でした。 プロセッサが Core i ならあまり気にならないのかもしれませんが少なくとも Celeronクラスだとそうした状況に陥るようです


NUCのケースだとドライバパッケージが500MB近いサイズですが、これらの展開などでは「これ、本当にSSDなの?」ってくらいになります。  途中まで進捗はいきますが突然停止状態で1分くらい帰ってこないとか最新の機器構成でありえない状況です


解決策としては早期にDeffenderやEssentialに代わる市販のセキュリティソフトを導入する事で解決します、私はいつもESETを利用していますのでドライバ導入が終わった段階でセキュリティ関係の管理を横取りすると今迄のストレスが嘘のように快適になります




しかし、一般のユーザーでこうした事を知らずに使っているとWindows8への評価が悪くなるわけですよね


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